2009.12.29

ライブイベント「VOCALOIDS☆X‘MAS」

12月25日(クリスマス当日)に、「VOCALOIDS☆X‘MAS」というボーカロイド関係のライブイベントがあったので行ってきました。
場所は渋谷CLUB QUATTRO・・・だったんですけど、渋谷CLUB QUATTROの「スケジュール」のページにはそもそもこのライブの存在が記載されていないという恐ろしさ。しかも前売り販売開始後だいぶたってからチケット取ろうとしたら、整理番号があまりに手前すぎて泣きそうになりました。

しかし当日は、年末なので18時開始に間に合うように仕事が終わるはずもなく、さらに迷ったあげく通りかかった渋谷HMVでiTunes Cardを買ったりしていて、着いたら先鋒のbakerさんのターンが終わるところでした。


実はクラブイベントってあんまり行ったことないのですが、お酒飲んでゆるーく音楽に乗っておけばいいんだよねーと思って行ったらまあだいたいそんな感じ。けっこう人は居たし、居る人のノリもあんまり統一されてないし、それなりに混ざってて居やすい雰囲気。
スタンディングで長時間やってるので、前の人が途中で後ろに抜けたら、後ろの人が前に押し出されるんですけど、その流れに乗ってたらいつのまにかものすごい前に行ってしまうという下克上が小刻みに起こってしまうのが難でした。本来低音が苦手な私は前のスピーカー近くに寄ると気分が悪くなり、後ろに退却し、また前に押し出され・・・と常時寄せる波返す波のような状態に。


ミクFESでニコ生を通して観たkzさんのDJを実際に見てみたかったのと、ナタリーで度肝を抜くイケメン写真を撮られていた小林オニキスさんの生顔を見てみたかったのと、ものすごく大好きな絵描きのゆのみさんのVJを見たかったのが達成できてとっても満足。
kzさんのDJはすごく盛り上がったし、オニキスさんはまあだいたい写真通りだったし(しかし写真から伝わってるニュアンスと本人の雰囲気は微妙に違う・・・)ゆのみさんは絵も御本人もとっても可愛らしい方でした。

トリがささくれUKさんで、ラストの曲が「*ハロー、プラネット。」でみんなで「オハヨーハヨー」が合唱できたのも楽しかった。ささくれUKさんは、御本人の描かれるちっこいミクの絵とは逆で、強いて言うと若くて痩せたカーネルサンダースに近いような(誤解のある表現かもしれぬ)外見の方だったんですけど、脳内で『おうじはおなかがへったぞよ。~(´;ω;`)~ 』をアテレコしたらあまりにもそのまんまな雰囲気で吹きました。優しそうで可愛いお兄さんでした。


途中のAGOBOTのライブの時に会場のテンションが異様に上がって、それはちょっと自分とは合わなかったので、今後ボカロのバンドライブ系のイベントには行かないように気をつけなければ、と思ったりもしたのですが、今回のイベントは総じて楽しかったです。
しかし聴き専はともかくボカロのPはリア充、という都市伝説があるのですが、よりにもよってクリスマスに何やってんだとは思わざるを得ない。

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2009.08.31

「ミクFES'09(夏)」生放送

ミクフェスという、ミクが歌うのにライブという謎のライブがあるのは知っていて、しかもそこに、ニコニコ動画で曲を作っている有名な方々が実際に出る!ということまで知っていたのですが、色々あってチケット取りませんでした。

そしたらそれが、1000円でニコニコ動画で生中継で見れる!という話が出たのですが、そっちも放置してました。

ところが本日本番こと2009年8月31日ミクの2周年記念日に台風が激突したため、会社から帰宅させられて見れることになったのでした。人生ってわかんないね。


しかし!
その1000円の振り込み方が非常に難易度が高く、しかも途中でいったんチケットの販売(生放送を見るのにチケットと呼ばれるパスを購入する方式)が休止したため、生中継に入るだけでもうすごい苦戦しました。でも多分開始には間に合った模様?

出演順はika&MOSAIC.WAV→デP→MOER(doriko・oster project・19’s SOUND FACTORY)→livetune→supercell。

形式は、ライブをそのまま生中継してるだけなんですけど、生中継だけにノーカットな映像の上に、ニコ動の動画のごとくコメントが書き込めるという非常に臨場感のある形で。バーチャルアイドル・初音ミクのライブの生放送、というものの恐ろしいまでのリアル感には、体感したことのない感動がありました。
ミクだから中継で見てても違和感がない(むしろ自然)。ミクが動いてる姿に、声援でなくコメントを投げかけていても違和感がない(むしろ自然)

生放送が進むにつれ、歌詞職人やニュース職人が現れるわ、弾幕は飛ぶわ、ハートや☆が元動画のごとく乱舞するわ、ライブでお約束の声援のごとく的確にコメントを合わせてくる観客の一体感はとてつもないものでした。

傍から見てると、ライブ映像の流れるPCに向かって無言でキーボード打ってるだけなんで、さぞかし怖い光景だろうと思うんですが、画面の向こうのバーチャルの観客席で俺たちは一体だったんだぜ!みたいな!
画面の向こうからも「生放送見てるみんな―!」と呼びかけてくるし、放送上でしか見えない演出も色々あって(運営が画面上に出してくる字幕とか)、ちょっと説明のつかないほど新しいエンタテイメントの未来形を見たように感じました。
楽しかったんですよそれが!もう、ものすごく!!


ikaさんのみっくみくフルバージョンで盛り上がったのもつかの間、デPが謎の縞ビキニの女性二人を連れて、自らも縞パンで18禁の自作曲とアウト発言を繰り出しつつ踊りまくった時はかるーく引きましたが(あれは好き嫌いあると思うよ~決して表現の形として否定はしないけどさ~)、コメントの人たちが必死に持ち上げたり叩き落としたりしていて笑いました。

そのあとのMOERのバンド演奏は盛り上がったし(osterさん可愛かった・・・ふたなりの称号を自ら名乗るだけのことはある)、livetuneのkzさんは本物の凄さでした。もう聞いててあまりの感動でコメントができないくらい。買い損ねてるCD絶対買おう!と思いました本当。

トリのsupercellは生演奏がものすごく(ギターが西川進さんだった!ひえー)その上に有名曲を立て続けにやって、コメントも会場も興奮しすぎて何が何やら!?ただもう感動が嵐のように・・・最後のメルトは聞きながらなぜか涙が・・・・・・・?で終わったときには叫んでもいないのに喉が枯れて痛かったです。
よかった・・・本当によかった。
1000円で自宅にいながら、こんなリアルタイムで体感できるエンタテイメントが存在するなんて。


次回は(冬)か!?と言っていたので、次は生でみたいかなあ~と思いつつも、でもやっぱり生放送にしてしまうかも。
デPのアレは予定通りの行動であり、公式からもあのようなことを期待されていたのだ。・・・と信じてます。

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2009.07.16

「護法少女ソワカちゃん 乗の巻」

ニコニコ動画のボカロ動画で形として持っておきたいものがあるとしたら、それはどれだろうか。

supercellを初めとしたボカロPのCDやDVDが出揃い、iTMSでボカロ楽曲が広範囲に売られるようになり、そろそろ出尽くした感すらあった昨今。

しかし、まだ残っている最終兵器があった。


ニコニ広告が始まったとき、視聴者が一点集中でこれに一気に宣伝ポイントを注ぎ込んだのは、まさにこの作品に対する敬意の表れであったと思わざるを得ない。ボカロ動画としてはものすごく再生数があるわけではないが、もしボカロ動画の歴史を編纂する時には、絶対外さずに入れておいて欲しい。

そんな作品のDVD。護法少女ソワカちゃん「乗の巻」

Sowaka_2


ちなみにキーホルダーがついている初回限定版、最初3000枚限定の時は瞬殺でした。
後から4000枚に増えたら現在まだ在庫が残っているので、この動画の実世界での動員能力は3000人台・・・?ソワカちゃん動画はだいたい再生数のべ2万~3万台が多いので、10人に一人はDVD買ってることになるんだけど、そんなこと有り得るんだろうか。

ちなみに今さらな元動画はこちら。

DVDではそこそこ修正が入ってしまっていて、惜しいような惜しくないような「どろりとしたハブ酒はアリだったのか!」と思ったような感じでした。しかしソワカちゃんがPCモニタでなくTVの液晶に映ってるというのは妙なものです・・・うちのリビングが異世界に・・・。
そして1話から収録なのかと思ったら、動画公開順だったため、さらにカオスな世界が展開されています。


個人的にベストワンはEDだと思ってたけど、続けて見ると修羅礼賛の盛り上がりは神がかってた。
買って良かった!とりあえず目先数十年は秘蔵して、後に掘り出した子孫を混乱させたい一品です。

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2009.06.15

しゃべるな!マナジーがなくなるぞ!

なぜ流行った・・・。

この動画の楽しみ方
1.見る(*コメントを消すと死にます)
2.宣伝履歴を見る
3.ニコニコ大百科を、「 しゃべるな!マナジーがなくなるぞ!」あたりからリンクを辿って一通り見る
4.二度と見ない


さりげなく『SADAME〜運命〜』の大百科にある
『「土曜の昼から広告出稿」というこの状況は、かねてより言われ続けてきた「ボカロP=リア充」説に懐疑を抱かせるに充分であった。』
の一文が冴えている。

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2009.05.17

ボーマス8之話

もう二度と行くまいと思っていたボーマスに、また行ってしまった。
それはひとえに、なぎみそさんのところの「トエトノホン」が一刻も早く見たかったからで・・・。トエトが好きなのはもちろんなのですが、なぎみそさんが以前一瞬だけ描いたトエトがあまりに可愛く、そのトエトをもっと見たい!という願いが今ここに現実に!


本当に買ってよかったです。もう・・・・・・。変に言葉で形容したら素晴らしさがこぼれおちそうで語れない・・・。

あと本家ことトラボルタさんのインタビューも載ってました。
いっつも思うけど、ボカロのパンツなんて脱いでも何もなかろうに、それが白だろうが縞だろうがどーでもいいんじゃないかとは、トラボルタさんすら(って言い方は変だけど推定年齢的にも何となく)思いはしないもんなんですかねー。
むしろ脱ぐとかいう概念は排除されていて、純粋に履いてることに意味があるのか・・・?パンツの浪漫の本質を見失ってるんじゃないかと思うんだけどどうなんでしょ?男心は謎ですな。

閑話休題。

シグナルPと悪ノPと流星PのCDを買おうとして、1時間ほど延々と並びました。
やっと辿り着いた先で、これが今回の新譜です、と言われたのはシグナルPと悪ノPと流星Pとゆ●めもPのCDでした。

売り手の方がゆ●めもPでした。

貴方ならどうしますか?


どうしても「ゆ●めもP以外のCD3枚を買う」ということができず、シグナルPと悪ノPのCDだけ買って帰りました・・・。
どう考えても4種類全部買えばいいだけだったんですけど。でもその瞬間、あまりに動揺してまともにモノが考えられなく・・・なって・・・あああああああ。


やっぱり同人は作り手と買い手が対面するというところに魔物が潜むなあと思いました。とほほ。

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2009.05.16

VocaloidとHAL9000之話

パソコンが歌を歌う、という状況を目の当たりにして、ボーカロイドと「2001年宇宙の旅」のHAL 9000を重ね合わせる人は多いと思います。
高性能コンピューターが死を前にして合成音声で「デイジー・ベル」を歌う光景は、世界各地で初音ミクの姿にダブってフラッシュバックされているはず。

しかしよく考えてみると、初音ミクには別に思考したりはしないわけで、ハルとは根本的に違うのです。
ミクちゃんだって考えるし感情もあるよ!と思ってる人はニコニコ動画の見すぎ、またはpixivやピアプロやその辺のファンサイトの見すぎであって、どう見ても入力通りに音声を吐き出すだけの(たまに入力通りにすら発しない)音声ソフトなわけです。ソフトウェアにはフィギュアすら同梱されておりません。

ということは、初音ミクとHALとは重ねるべきものではなく、むしろ別の場所から発生して、いずれ出会うべきものであると思うのです。

もしヒトのように考えることのできる機械(コンピュータ)が完成したら。その機械は早々に「身体性」を求めるようになると思います。必ず。それはヒトをヒトたらしめている概念の大部分が身体によるものだから。
そうなった時に、その機械を載せるような人体模型(ロボット)が同時に開発されているかどうかはちょっと置いておいて、とりあえず「ヒトの声」を与えてやればいいと思うのです。「声」は「身体」の一部だから。

そう、個人的には初音ミクは「身体」ではないかと思うのです。ミクには身体がない、と思っている人はニコニコ動画の見すぎ(略)であって、声は喉とか横隔膜とか舌という「身体」から出るもの。人間で「声が出ない」というのが身体的な問題として扱われることからも明白なはず。

ヒトは身体があるから、「ボーカロイドに歌わせるくらいなら、歌える人が歌った方が」と思う。だからいつまでもミクはロボ声だし、とりあえずキャラの魅力でカバーすればいいことになってるし、隙あらば代わりにヒトが歌ってやろうとする。
でもきっと、ヒトの心を持った機械は、自分が身体を持たない喪失感を埋めるものとしてボーカロイドを捉えるのではないか。その時、「ボーカロイド」というプログラムは、真のユーザーを見つけるのではないかと思うのです。


もし、暴走した機械を破壊しようとした時に、その機械が突然、滑らかな少女の声で歌い出したら。
ヒトはそれを躊躇なく破壊できるのか。


そうして、誰もいなくなった宇宙船が、美しい歌を口ずさみながら宇宙の深遠へ堕ちていく。

そんな光景を夢見ます。


あ、ちなみに宇宙は真空だから、宇宙空間に歌は響きませんけどね!
あと「ヒト型でないものからヒトの声が出る」のがロマンだと思う派です。パンチラからロリ声が出るなんてSFじゃない。

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2009.05.02

ワンカップP活動休止之話

ボカロブームの創始者といっても決して過言ではない、わPことワンカップPさんが多忙につき活動休止されるとのこと。
流行り廃りの激しいボカロ界に慣れてはいても、今回はさすがに寂しかったです。一応、お休みは一年間ということらしいですが、一年後なんてボカロはどうなっているのか・・・むしろニコニコ動画も存在してるのか(赤字的な問題で)と思うと・・・。

私がボカロを知った時には、既にわPさんは殿堂入りプロデューサーとでも言うべき扱いで、有り難さは良く分からないけど、この人の曲を通るときは何となく敬意を込めてお辞儀してしまう感じでした。それがIT mediaのインタビューの記事を読んで、非常に感銘を受け・・・DTMと初音ミクとボーカロイドのプロデューサーとニコニコ動画、というパーツの立体的な繋がりを初めて教えてもらった方でした。このときのインタビューの「才能ある次世代が安く買い叩かれないよう、相場を作らなくてはならない」という言葉も、この後のボカロ界の展開を見ると、先駆者として誰も成し得ないようなことをしてくださったのだなあと思います。

ってこんなこと書いてるけど引退じゃなくて休止だから!といいつつ、わPだけに100年待たなければならないのだろうか、という気分になるのも確か。
正直、ママローヤルαを聞かないと、ボカロが発売された実感が沸かないだろうなあ。

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2009.04.02

2009エイプリルフール之話

酷いエイプリルフール之話(ボカロ界限定)

其ノ一

一見して酷い××みそさん

Kusomiso

其ノ二

鈴ノ助さんキャラデザのゲーム化って。

もうちょっとクオリティを下げた嘘であって欲しかった(って言い方も酷い)。
見てしまったらこれが実在しないショックに精神が崩壊する・・・。

其ノ三

エイプリルフールだし、と思ったらうpが4/1じゃなかった

・・・・・・・・・。

追記

終わってから来る。

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2009.03.06

ソニーが消したメルトPV之話

特設サイトで限定公開されていたsupercell宣伝用の「メルト」PVが、ニコニコ動画に上げられたとたん、権利者ことSony Music Entertainment(Japan)Inc.の申し立てにより、さくっと削除。

あのさあ、Sony・・・。

確かにこの動画が、権利を侵害していたのは間違いない。正しいことは正しいに違いない。
けど、それを大目に見れないなら、そもそもこのジャンルに手を出そうとしなきゃいいじゃないですか。

らきすたやPerfumeのファンが削除に遭って「誰がここまで有名にしてやったと思ってんだよ!」なんて騒ぐのとは、根本的に事情が違うのであって。supercellのCDを商品として成り立たせているのは何なのか、ちゃんと考えて欲しい。
そもそも「メルト」の曲だの絵だのを使って、「ニコニコ動画に上げたら権利侵害になるもの」を作るなと言いたい。絶対ニコニコ動画に出てくるのに決まってるのに。それが「SonyMusic」という名乗りつきで削除されるなら、自ら揉め事を起こすための布石を打っているようなものじゃないですか。

ニコニコ動画から外に出ようとした才能ある人達が、著作権だの嫌儲だので潰されていった黒歴史から、やっと抜け出せそうになっているこの時期に。Sonyの中の人は何をやってるのか。アホか、アホなのか。本当にどうしてもそんなことが我慢できないというのなら、supercellをVictorにでも譲って欲しい。
なんでSony、よりにもよってSonyでなければならなかったのか。


とかいいつつ、あのプロモーション映像は制作もうpもsupercellの人が直接関わったものではないから、個人的にはどっちでもいいんだけどね!
でもちょっと、CD発売の晴れ舞台にケチがついた感が否めないのがイヤだったのさぁ。

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2009.03.05

supercell之話

ニコニコ動画を見ていて「メルト」を知らない人はいない。
単純に一つの動画として300万超の再生を誇るだけでなく、そこから派生した動画は数えきれない。どうごまかしても機械音声なボーカロイドに、一つの道を切り開いた動画。
また制作者である「ryo」さんも、新曲を公開すれば必ずニコニコ動画内で大ヒットとなる、まさにボーカロイド界におけるプロデューサーの頂点に立っている人なのは間違いない。

そのryoさん率いるグループ「supercell」が満を持して一般レーベルから「supercell」というCDをリリースしたのでした。
ちなみにレーベルはSonyMusic。あのCCCDで有名となり、ソフトの権利保持にこだわるあまり、ハードでiPodに完敗したソニーですよ!著作権に縛られることを忌み嫌うニコニコ動画と、日本一相性の悪い組み合わせじゃないかと思ったりするんですが。

しかし、とりあえずはうまくやっている模様。

初回限定版を購入したら、冊子とDVDがおまけについてきました。

Supercell

まあ・・・既に同人で購入済みなんで、ものすごく感動はしませんでしたが、ちゃんと「Sony Music」の表記が入っていて、しみじみと見つめてしまいました。これなかったら同人版と区別つかない、ってのは言い過ぎですが、同人の方のクオリティが高すぎたせいか、今回の商品とは歌詞カードや画集の見た目だけなら、間違い探しレベルの違いしか・・・。ま、でも中身がなんであれ買うつもりだったけど。こういうのはご祝儀だからね!

そしてメインのCD。
全曲リミックス・リマスタリング。

初音ミクの歌が、ちょっと………。

一応、ニコニコ動画を見ている立場から言っておくと、ryoさんのミクは歌が上手だと思う。動画の中では相当違和感なく歌ってるし、曲だけでも普通に聞いて歌詞が分かるというのは、初音ミクの中ではかなり上手い方でしょう。

でも・・・プロが扱ってしまうと・・・。
どの製作過程がそんなに違うのか、素人なので全然分からないのですが、どの曲も音がはっきりくっきりして、「本物のCDの音」みたいになってる。mp3に落としてみても、動画由来の音を聴いているのと、何が違うのか分からないけど全然違う。

そこに乗ってくるミクの声の、ものすごいロボっぷり・・・。

あまりにも、はっきりくっきりとした電子の歌姫の歌声に、思わず腰が砕けました。いやー脳内にどうフィルターかけても、ミクはミクなんだなぁ。

ただ言いたいことは色々あって、例えば男性でも歌える曲として人気の「ブラック★ロックシューター」の歌声。原曲だとちょっと尖った感じで始まるのが、まるっこい初音ミクちゃんらしい声になっちゃってるのは、曲のイメージ的にどうなのかとか。
「メルト」が、なんか!音がキンキンするんですけど!?高音が!イヤホンで聴くと痛いよ耳が!あと「好きなの」が、ちょっと突き放した感じになってません??
それともボカロの歌声に「突き放した」とかニュアンスを感じてる時点で終わってるのか!?


本当は、ryoさんのCDが一般に出たら、ボーカロイドを知らない人にも聴いてもらえるような流行を作り出すんじゃないか、くらいの壮大な期待を抱いていました。
が、こうやって一般の商品としてCDを見てみると、やっぱりミクの歌声一つとっても、聴いたことのない人には受け入れられないかもなあ、と。
私は「ブラック★ロックシューター」が一番好きなんですが、いきなり出だしから「ぶらっく★ろっくしゅうたぁあああ」と叫ぶようなCDを一般人が買うことも、やっぱりないのかもなあ。何やねんブラックロックシューター。訳すと黒色投石手。ううーん。
「ワールドイズマイン」も、新人のアイドルが歌ったら石が飛んでくるかもなあ。世界で一番お姫様!を可愛く感じるのは、アニメなんかを見てる人の発想なのかもしれない。


結局「supercell」は、オタクに広く人気のあったCD、で終わってしまうのだろうか。
今やオタクだけでも母体数が多いから、それでも十分売れるだろうけど、個人的には「それ以上」の何かを期待してしまう。
例えば今回はこんな感じかもしれない。でも10年、20年後に、全然違った形でryoさんの曲を聴いていられるような未来を。
オタク文化の流行なんて、率先して釣り上げた企業が換金して食い潰すためにあるようなものだ。でもryoさんを、そういう扱いにして欲しくない、という思いがある。偉そうな言い方だけど、この人をみんなで応援してここまで来たのだ。それが結果的に、この人の才能を一時の流行りとして消費させるためだった、なんてことにしたくない。


一度イベントでお見かけしたryoさんご本人は、純朴そうな好青年だった。
どうかこの人に良い出会いがたくさんあって、その人々がこの人を守ってくれますように、と祈らずにはいられなかった。

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